第5回目(1月25日)は、石巻市の「道の駅上品の郷」と、仙台市の「JA仙台たなばたけ高砂店」を「実地見学」しました。両者とも売上が5億円を超える県内有数の直売所であり、その運営方法や経営コンセプトなどを学びました。

共通しているのは、お店がキレイであることと目玉となる商品や施設があること。駐車場が常にいっぱいであるのには理由があるわけです。

しかし悩みも…。出荷者の《高齢化》と、値決めや出荷数量を含めた《商品管理》です。それに対し「上品の郷」では従業員教育の徹底、「たなばたけ」では出荷者を誘導することで管理しています。その時どきの売れ筋を出荷者にメール配信していること、値下げ競争にならないようにしているのは共通して取り組んでいました。

5回にわたって開かれた農業者雇用支援講習でしたが、所得アップのヒントが至るところに隠されていた講習でした。