若手を対象に稲作勉強会を開催！～総まとめ編～

　７月９日、角田市農業経営者会議（伊藤稔会長）では、若手農業者を対象に今年５回目の稲作勉強会を開催しました。
　勉強会には若手農業者が７名出席し、大河原農業改良普及センターより講師に藤井技術主査にお越し頂き、講師が出席者から質問を求め、回答、アドバイスする形式で行いました。

出席者の主な質問と、アドバイスの内容は次のとおりでした。

・追肥の時期、量について。
　・幼穂形成期前の追肥の量について。
　・飽水管理について。
　・無農薬栽培の場合のカメムシ防除について。
　・基肥一発剤を使用した場合の追肥の必要性について。
　・中干し後葉色が戻った場合の追肥の必要性について。
　・黄化萎縮病に罹った場合の対策について

　
講師から、幼穂形成期・減数分裂期の低温障害、出穂後の高温障害に注意すること、米を多く獲るためには、最初に即効性肥料で必要茎数を確保し、落水管理によって穂の充実を図ること、肥料は、一度に施すのではなく、少しずつ続けて散布するのが良いとのアドバイスを頂きました。